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1) あかねの空 快特高砂 ~ We’ve met once 10 years ago

○京急三崎口駅前
正面に、駅舎入り口。改札を抜けて、駅舎の中へ。
目線は、車いすの高さ。俊介の目線。周囲に仲間達。斜め前に出て行って、こちらを振り返り、シャッターを押すライダー、等々。
一番線に降りる階段手前で、いったん停まる。
大勢の声「せーの!」
目線がいきなり高くなる。
車いすを皆で持ち上げて、ホームまで階段を降ろしていく。

○二番線ホームへ降りる階段踊り場
何人かのオートバイライダー達に抱え上げられている、嶋原俊介(28)が座っている車いす。周囲には、桑沢あかね(30)の家族、友人、他二、三十人の人々。わいわい、がやがやとしながら、階段を下る光景。最後の一段を下りて、車いすがホームにおろされると、皆拍手と歓声。 

○二番線ホーム
ホームをゆっくりと進む、俊介の車いす。ホームに居た一般の客が、何事かと注目、もしくはひそひそ話。俊介の車いすと見送りの一行は、先頭車両をめざす。
声「おっ、快特高砂だってよ」
声「へぇ、トラディショナルに粋だねぇ」

○京急電車車両
2100形の車両がホームに入っている。
車両横、上方の表示板。「快特高砂」の文字が映る。
声「たぁ、かぁさぁごぉ、やぁー」
一行の中の誰かが、ふざけて謡う。興に乗った数人が、一緒になって謡う。
一行の声「高砂や~、この浦舟に帆を揚げて~」

○京急電車2100形先頭車両
最前列のドアから、あかねが身を乗りだし、一行の方を向くとホームに飛び出して、両手を高く振る。
あかね「ここ!」
一行の中の数人が手を振り返す。俊介は、緊張した顔で笑い顔を作るが、落ち着かない様子。

○ホーム
快特高砂の先頭車両横、ドア付近。
俊介の目線。笑顔のあかねに次第に近づいていく。
あかねの着ている白いTシャツの胸のイラストが目にとまる。
三浦大根を手に持った、麦わら帽子の女の子と、水色のヘルメットを被ったオートバイライダーのイラスト。二人の間にまあるい虹が描かれている。
遠くには水平線とカモメらしき点。
突然、イラストがぼやける。
尚「おい、俊。何泣いてんだよ!」
俊介「うるせーな、泣いてねーよ!」

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Comments:1

shige 07-12-22 (土) 16:01

快特高砂行きは2100形での運用はありません。
1000形での運用はあるのだけど。

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