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14) あかねの空 快特高砂

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陽子と尚、俊介を見ている。
陽子「俊って、わかんないよね。いつも女の子が取り巻いてて」
尚「あいつ、いいかげんなんだよな。オートバイも女も」
陽子、尚を見る。
陽子「違うよ。尚、俊ってとっかえひっかえ、ガールフレンド変えてるみたいでょ?」
尚「そうだろ?遊びでしかないんだよ、あいつ」
陽子「私ね、sky rootsに来る俊介目当ての女の子から、よく言われるの。俊介さんの彼女なんですかって」
尚「そうなの?!」
陽子「残念ながら、違います。本当だったらいいけど、違う。俊は誰かをずっとずっとみてて、でも、その人俊の近くにはいないの。カンでわかるんだよね、そういうの。誰か…、もしかするとこの世にはもういないのかな」
尚「いやー、そーゆーのはいないっしょ…、たぶん」
陽子「…尚も知らないなんてね」
尚「あいつね、肝心なことは秘密主義なんだ、…昔から」
陽子「俊って、声かけられると大抵付き合ってるの」
尚「ああ。よく今日は誰とデートだとか言ってるな」
陽子「でしょ。でも、三ヶ月もったことないんだから。私のとこに来た女の子が皆言うの。俊は気が利いていて、やさしくて、楽しいんだけど、自分のことみてくれてないって」
尚「ふーん」
陽子、肩越しに俊介とゆみこを見る。
陽子「あの子も、一ヶ月もつかなぁ」
尚「オートバイ買ってから…だよな」
陽子、尚を睨む。尚、気にせず続ける。
尚「なんで陽子じゃないんだろな。オレ、わかんねぇよ…」
陽子、クスッと笑う。
陽子「そうだよね。私、かなりイイ女だと思うんだけどねぇ」
陽子、片腕を尚の腕にからませる。尚、平静を装い、ややおどけた調子で言う。
尚「あきらめついたら、連絡してよ。どこにいても迎えにいくからさ」
陽子、明るく笑う。
陽子「うん。そうする!近いうちに!」
尚、陽子から視線をはずし、俊介を見る。
尚「それでいいのかよ、俊」

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