-帽子の男_scene 03_2 - author:松戸
○中華街の公園・東屋
アキオと車椅子のチャゲが話している。
チャゲの視線の先に、アキオの黄色いドカティ。
チャゲ「あのドカ・・・900GTS?」
アキオ「あ、わかります?ものすごい昔のバイクで、乗りにくいスけど」
チャゲ「うん。でも、俺が乗っていた頃は、ウイリーしたままコーナー切り返しとかしたけどなー」
アキオ「ウ、ウイリーしたまま?900GTSで?まさか・・・」
チャゲ、アキオに視線戻して。
チャゲ「で、俺のことは誰に聞いてきたの?」
アキオ「鮎川っていう人です。中折れソフト帽が目印の元教授のチェアウォーカーなら、相談に乗ってくれるかもしれないって言われて・・・」
チャゲ「鮎川か・・・」
チャゲ、M姐、Gベストの男がそれぞれ顔を見合わせた。
M姐「鮎川ね。で、初対面で相談ブチに来たんだ、キミ」
アキオ「はい・・・」
チャゲ「いいよ。相談、聞いてやるよ」
アキオ「ホントですか!」
チャゲに詰め寄るアキオ。
アキオ「あの・・・実は・・・」
と、そのとき-
チャララララ~と、突如ポールモーリアの携帯着信音が東屋に響き渡る。
チャゲ「あ、ちょっとごめん」
ポーチから、ド派手な携帯電話を取り出すチャゲ。
チャゲ「はい、チャゲです。・・・なにぃ!?」
よく聞き取れない風なチャゲ。M嬢見て-
チャゲ「M姐、カーナシからなんだけど、聞いてやって」
M姐「ほいさ」
チャゲから携帯を受け取るM姐。
M姐「はい、・・・なにぃ!?よく聞こえないんだけど・・・え???事故ぉ?わかった。とにかくそっち行く」
携帯をチャゲに返しながら。
Gベストの男「どうしたよ?カーナシ」
M姐「山下公園の前で事故ってるらしい。ありがたいカーナシが、ありがたくない状況にあるみたい」
Gベストの男「うっし、行くか!」
ヘルメットを持って立ち上がる、Gベストの男。
M姐「飲んでるでしょ。だめだめ」
東屋の男たちを見渡すM姐。
M姐「この中で飲んでないのは・・・・ぁ」
全員の視線がアキオに集中する。
アキオ「え?オレ?」
自分で自分を指さすアキオ・・・
チャゲ、アキオ見てその通りとばかりにうなずく。
※このシナリオはフィクションであり、実在の人物、団体などとは一切関係ありません。
関連する投稿
- Newer: 帽子の男 第1話-3 author:松戸
- Older: 帽子の男 第1話-1 author:松戸
Comments:3
- shige 08-03-09 (日) 0:43
-
しっかしカーナシありがたくねー。(笑)
つーか今日は仕事終えよう。
ねむ。 - ぱーぷる 08-03-09 (日) 17:31
-
わくわくわくわく
続きが楽しみですぅ~~~~~~~~~~^^
- shige 08-03-09 (日) 20:41
-
わくわくして待っててくれー。
ちなみに、書いてる松戸はかなりナイスガイ。
ナルシストの師匠です(笑)
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- http://kamome.org/archives/397/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- 帽子の男 第1話-2 author:松戸 from KAMOME.ORG “Shige-san’s Collection”