美しい姿と、美しい音が
2008-02-10 (日)
クイーンエリザベス2が横浜港に初寄港したのは何年のことだったろう。
ガサゴソと調べると1975年らしい。うん、そうだ。大桟橋がとても賑わったことを思い出す。
昨年も2月だったか3月だったかに入港し、当然のようにその美しい姿を眺め、また来年も入港するものだと思っていた。
それからしばらく経って昨年6月。QE2は引退してドバイでホテルになるというニュースを聞いた。思わず絶句した。それでも2008年に最後の美しい姿を見られるものだと思っていた。
今年1月に大さん橋の入港予定を見ていったら…、ない。ない。ない。QE2の入港予定がない。ネットで検索してみると、3/17上海。3/19大阪。3/25ホノルル…へ?横浜は?へ?
日本最後の寄港地は大阪らしい。しょぼーん。
せめて昨年の横浜入港時にわかっていれば…。
QE2のあの汽笛の音が聞こえなくなってしまったと思うととてもさみしい。
北風の日に大桟橋から出航するときには、家の窓が鳴るような汽笛の音を響かせてたんだけどな。大音響でも嫌みがなく気高き音の汽笛。
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汽笛の音と言えば、QE2の次に気に入っていたのが「トパーズ」の汽笛。船主は大嫌いなところで持っている船なんだけどね。
このトパーズも4月で引退のニュースが入ってきた。もう50年以上運航している船だから仕方ないのかなとは思うけど、汽笛の音フェチの俺としてはとっても残念なニュースです。